人材採用を人材会社に頼らずに成功させるためにやるべき5つの方法

昨今の企業は人材採用のためにリスティング広告を使ったり、エージェント会社(人材会社)へ依頼し採用するために、非常に多くのコストをかけています。

企業によって予算に余裕あるところは専用の求人、採用ホームページまで立ち上げ、運用を行っています。

しかし高いお金を払って採用活動、採用ページを作り、数十万という契約を結んでエージェント会社に依頼し無事採用できたとしてもすぐに辞めてしまう。

あなたの会社はちゃんと【求人費用分】求人につながっていますか?

短期的に見ればお金をかけた分確かに人材は確保、応募がきます。

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人材会社も必死なのでガンガンリクルーティングしてきます。

しかしその方法では人材不足に陥る度に、同じことを繰り返していかなければならず、予算をそこに割き続けなければいけません。。

また外部人材会社への依頼は再現性はなく、単発を繰り返していくことになります。

そこで今回の記事では

この記事でわかること
  • 自社で人材採用を行うための方法
  • コーポレートサイトの重要性
  • 求職者は企業の何を見ているか

について解説していきます。

この記事を最後まで読むことで、「自社で集客や求人ができ、資産性のあるツールや媒体を持つことの重要性を理解し、どうすればいいか」を理解することができますので最後までご覧ください。

コーポレートサイトは企業の顔である

コーポレートサイトはインターネット上での企業の顔、とよく言われますが、インターネットの発展と普及でWEB上の顔だけではなく、そのまま企業の顔になりました。

今では就活生は事前に気になった企業を検索し、情報を集め、自分に合っている企業かどうかの選定をしています。

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求人票だけで判断する時代は昔の話。

そのためコーポレートサイトを無料ブログサービスで立ち上げていると、

  • この企業大丈夫かな
  • 自分がやりたい仕事、イメージしてる仕事できなさそう
  • 明るいイメージが持てない

などといった心象を求職者に与えてしまいます。

無料ブログについては【ワードプレスと無料ブログ】事業やビジネスで使うのはWordPress一択で触れておりますので、一度ご覧ください。

また更新されていない、開設した当初のままのWEBサイトも近い心象を持たれやすいため、求人を出すときはぜひ自社サイトに目を通してください。

営業と同じで流行に合わせたビジネススタイルをしていた方が、相手が好印象を持ってくれるのと同じです。

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代表だけで判断せず、第三者に見て貰うようにしましょう。

考え方では人材を呼び込む戦略は、WEBマーケティングと同じ、近いものがあります。

WEBサイトの種類、区分けを理解することで、的確にWEBマーケティングを仕掛けることが可能です。

自社サイトの運用がうまく行っていないところはブログやコーポレートサイトを混同してしまっているケースが多い傾向にあります。

まずはコーポレートサイトとは、をきちんと理解する必要があります。

コーポレートサイトはどんなWEBサイトか

コーポレートサイトはいわば「どんな会社か、わかりやすくまとめているWEBサイト」です。

あなたが検索結果で見る記事は、WEBメディアやブログと呼ばれるWEBサイトになります。

基本的にコンテンツ(記事)に重きを置いて更新と維持管理をされており、いかにユーザーに読んでもらえるか、読みやすいかを考えてデザインと構成をしています。

コーポレートサイトの場合、勿論読んでもらえるか、読みやすいか重要ですが、

  • 会社についての記載
  • 審査や体裁目的
  • 事業や採用、その他会社に関わる情報の発信

などを目的として作られているケースが多いため、読みやすさよりも会社の情報をできるだけ多く記載し、できるだけ良いイメージを持ってもらう事を意識されて構成されています。

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WEBサイトのイメージで決める求職者の方が増えています。

会社の情報や事業を発信

コーポレートサイトは会社の情報だけではなく、自社の強みや魅力を発信するWEBサイトでもあります。

基本的なコーポレートサイトの構造は

  • トップ
  • 企業理念
  • 社長あいさつ
  • 事業内容
  • プロジェクト
  • 実績一覧
  • お問い合わせ

が一般的で、大手やグループになるとIR情報や支店情報など掲載する会社情報は増えていきます。

過去の契約や取引の実績を、自社コーポレートサイトに掲載することで、お客様からの信用獲得に繋がるためお客様に許可を頂けたらぜひ自社コーポレートサイトへアップしましょう。

ホームページとの違いは何か

サイト、ホームページ、コーポレートサイト、様々な呼び方があり、あまりWEBに慣れていない人からは、「違いがわからない!」という声をよく聞きます。

実は大きな違いはなく、単純に用途によって呼び方が変わる程度なです。

一括りで言うとサイトやホームページと言っており、用途ごとに分けると

  • 会社HPであれば、コーポレートサイト
  • ネットショップはECサイト
  • 個人のサイトであればブログ
  • 企業の所有メディアであればオウンドメディア

といった感じになります。

そこまで難しく捉える必要はなく、こんな感じか、といった具合に理解しておきましょう。

コーポレートサイトのデザインを見直す

コーポレートサイトは言ってしまえば会社の顔、イメージに直結します。

特に若い人ほど必ず面接先のホームページをこれでもかというほど見ています。

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新規取引先の担当者等もじっくり見ています。

その時にデザインが流行りに乗れていないと、面接者のモチベーションが上がらず、内定辞退に繋がってしまう可能性もあります。

何よりもWEBサイトを見た瞬間「ほかの会社にしようかな」と思われかねません。

余談ですが、ある社長は「WEBサイトで会社を判断するような奴はうちに要らない」と言っていました。

自社の理念や事業に興味があってやる気がある人が欲しい、ということなのですが、今の時代会社も選ばれる側。

自社の事業と理念をしっかりコーポレートサイトへ反映しないと求職者からの問い合わせは来ません。

その企業様は毎年採用コストとして300万円ほど外部のエージェント会社へ支払っていました。

コスト削減と新しい風を入れるために心機一転、サイトデザインを変えたところ、自社サイト経由で面接希望の問い合わせが入り始めました。

WEBサイトのデザインは服のファッションと同じで見てくれた人にいい印象を与えるもの。

そこをいい加減にするという事は、デートで首元がヨレヨレの服を着ていくことと同じです。

WEBマーケティングで成果を手にしたいのであればデザインはきちんと見直しましょう。

時代に合ったデザインにする

創業間もない時期に開設したコーポレートサイト、開設して10~20年経つような企業サイトはデザインが時代遅れになっています。

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流行に乗るというのは実はかなり重要です。

もしあなたが転職、就職する企業のホームページが古いデザインのままだった場合、家族や知り合いに見せたい、と思いますでしょうか。

あなたが付き合っているパートナー、夫(妻)から知人に紹介されるとき、自分のファッションが20年前で止まっていたらパートナーはどう思うでしょうか。

ファッションが20年前で止まっているのは少し恥ずかしいですよね?

それと同じです。

WEBで成果を得るためにはコンテンツやキーワードだけではなく、見た目のリニューアルもしっかり行いましょう。

WordPressを採用する

ホームページを作成する方法として、

  • HTMLやCSS、JSといったものをコード全て叩いてつくる
  • WIXやJIMDOといったサービスを利用して作る
  • WordPressを使って作る

という主に3つの方法があります。

すべての方法でデザインの編集、更新は可能です。

WordPressを採用することで基本的なSEO対策が終わっているだけでなく【テーマ】である程度見た目のいいデザインが簡単に導入することができます。

もちろん専門的な知識やスキルがあれば使用しているテーマをより魅力的にすることも可能。

プラグインを使えば機能拡張もできるため、より表現の幅、操作性が広がります。

自由度やマーケティングで使うという視点で考えると、独自でコードを叩いての制作やサービスを使って作成は、自社に知識がある人材がいない場合はオススメしません。

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維持管理、保守運用を専門業者へ依頼するのも一つです。

画像素材に意味を持たせる

記事は基本ほとんどが文字だらけ。

記事中に画像を差し込むのは非常に高価がある施策になります。

その画像が記事の内容に全く関係のない内容になるとユーザーへの訴求力がガクっと落ちます。

画像を差し込む場合は一つ一つ【何を読み取ってほしいか、感じて欲しいか】を考えて選択、作成するようにしましょう。

自社コーポレートサイトへの集客

そもそも問い合わせ件数を増やすためには自社サイトへの【アクセス数】が絶対的に必要です。

アクセス数を増やすための第一歩として、最低でも次の3つは理解し実行するようにしましょう。

あくまでもWEBサイトはフロント。重要なのは中身です。

自社の理念を理解する

多くの企業には会社の方針や思いを込めた企業理念があります。

転職者、就活者には

  • 給料や福利厚生といった待遇面で決める
  • 企業理念や事業内容で決める

の2通りがいます。

昨今の仕事事情や就活事情は理念、事業内容で決める人が非常に多いです。

そのときホームページに自社企業理念の内容や良さ、ヒストリーがないと全く響きません。

反映させるためには社員がキチンと理念を理解し、気になる点があれば社長へ直接インタビューしてください。

競合他社のサイトを分析

例えば「○○○(業種)企業 ○○○(地域)」と調べたとき、出てきた検索結果を確認しましょう。

もし1ページ(上位10サイト)目に自社サイトが表示されていたら、もうひと踏ん張り頑張れば上位1~3サイトまで食い込めます。

逆に表示されていなければ、1ページ目に表示されているサイトを分析してください。

どういったサイトが表示されるかでユーザーが何を求めているのかがわかります。

足りない内容をまとめて自社サイトへ反映しましょう。

ポイント

分析、確認する際は

  • ホームページの種類
  • 見出しキーワード
  • ターゲット

を意識して見るようにしてください。

サイト訪問者への訴求を明確に

コーポレートサイトには様々な情報を記載することが可能ですが、どういうユーザーに見て貰うかという点で分析するとけっこうぼやけているケースがあります。

例えば社長メッセージは本来対外的に向けたものにした方がいいのですが、従業員に向けたメッセージや自分の思いを記載しています。

事業実績も商談中の相手に説明する際見せるのか、WEBから来たユーザーに対して実績と自社の強みを伝えるためなのか、それによってデザインも変わりますし使用するキーワードも変わってきます。

ここが不透明だとWEBマーケティング施策をいくら頑張っても満足のいく結果には繋がりません。

ジャンル、記事毎にきちんと何を言いたいか、伝えたいかを明確にしましょう。

コーポレートサイトのSEO対策を知る

アクセスを呼び込むためには必ずSEO対策を行う必要があります。

SNSを主体で行っているのであれば、とにかく見た目重視でいいかもしれませんが、多くの企業ではSNSアカウントを何も開設していないことが多く、インターネット上の入口はWEBサイトしかないケースがほとんどです。

そのためWEBサイトでSEO対策をしっかり行わないと全くアクセスが見込めません。

求人や案件の問い合わせ、ネットの営業マンとして稼働させるにはSEO対策を必ずしてください。

放置型の場合SEO対策は難しい

コーポレートサイトの場合制作したときのまま、いわゆる【放置型】が多いです。

SEO対策は内部コード、キーワード、コンテンツの質、この3つがメインになりますが、更新頻度がコンスタントにあることが前提になっています。

そのため放置型だといずれその他大勢のサイトに埋もれてしまうため、SEO対策が難しい傾向にあります。

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会社名で検索しても出てこなくなります。

コーポレートサイトの場合はお知らせやニュースリリース、実績など更新できるコーナーを設けましょう。

それに合わせてキーワード分析、対策を行えば、ある程度はSEO対策が可能です。

キーワードを徹底分析

SEO対策の肝であるキーワード。

キーワードとはユーザーが検索するときに使うワードを指します。

このキーワードを間違えるとどれだけいい情報やコンテンツがあっても一切検索に引っ掛かりません。

分析ツールは沢山ありますが、

  • Googleキーワードプランナー
  • ラッコキーワード
  • amajake

あたりが使いやすくオススメです。

また先ほども書いた競合を分析することで、どういうキーワードなら上位に表示されるか見えてきます。

SNSをフル活用すべし

今の時代転職希望、就活者はSNSで探しています。

SNSを活用しない手はないです。

WEBサイト、SEOを絡めて運用することで相乗効果を狙うことができますので、積極的に更新していきましょう。

企業Twitterと社長Twitter

Twitterの特徴として拡散力、話題性があります。

また最大の特徴として【その瞬間に思いや考えを文字として伝え続けることができる】があり、これはInstagramやFacebookにはないメリット。

それを利用し企業アカウントと社長(従業員)アカウントを作りそれぞれ戦略を練った運用をすることでタイムリーに拡散、認知度アップが可能です。

通常WEB広告やCMはかなりコストがかかりますが、SNSは無料で多くの人の目につきます。

WEBとの連携も相性がいいため、ネットを事業に絡めるのであれば必ずやってください。

Instagramで若手へ訴求

今の若い人はInstagramが日常生活に馴染みきっています。

ラインで連絡のやりとりをせずInstagramで行うほどです。

新進気鋭の企業やショップでは商品の宣伝だけではなく、Instagramのライブ配信やストーリーといった機能を駆使して採用にもつなげています。

Twitterとの違いはファーストインプレッションが文字ではなく画像という点です。

投稿した画像に文章を書くことも可能ですが、見られない可能性が高いためいかに画像で魅せれるか、というところがポイントです。

うまく見せることができれば自社の魅力や事業の魅力、社長や従業員の魅力を視覚的に訴えかけることができます。

社長の日常アカウントも、普段距離がある分身近に感じてもらえるため、ぜひ導入してみましょう。

その他大勢にならないから問い合わせがくる

求人でも事業に関する問い合わせでも、WEB上にある数多のWEBサイトの一つにならないことが一番重要です。

そのために掲載する内容のターゲットや内容を設定したり、キーワード分析を行う必要があります。

自社で宣伝、集客できるツールを持つことができれば求人サイトやエージェント会社へ高い費用を払わず、自社の設備投資や従業員の給与へ反映することができるようになり、離職率の低下に繋げることも可能です。

WEB3.0やメタバース、どんどんオンラインに世界は動いていく中で、ネットに弱い会社は経済体力がないと生き残れない時代になっています。

長く会社、事業を続けていくためにしっかりとWEBマーケティング、対策を行っていきましょう。