【コーポレートサイトをリニューアル】すべき理由と5つのメリット

お世話になっております!

ルネッタ運営、代表のSo(@so_lunetta)です。

時代は移り変わっていくもの。食べ物、ファッション、流行、言葉。

時間が経過していけば変わっていくのは当たり前で、それに対応するなり先をいって様々なものが生まれたり、カタチを成していきます。

そう。それはコーポレートサイトも同じことです!!

あなたの会社のWEBサイトは、ちゃんと集客や求人を集めてきていますか?ちゃんと働いてくれなくて困っていませんか?

会社を立ち上げたときに作ったまま、一度作り直しもしたがそれ以降なにもしていない。

これは言うならば10~20年前のファッションで街を歩く、ビラ配りをしているのと同じくらい格好が悪いです!

今の時代自社サイトは名刺にも記載されますし、地元紙等で取材を受ければ「会社ホームページはこちら」と記載されます。

そのときに古臭いコーポレートサイトだと、折角ワクワクしてアクセスしてきたユーザーにCTAを促すことは愚か、寂しさと悲しさを感じさせてしまうでしょう。

サイトデザインを時代に合わせることで、求人や新規取引先の開拓、受注につながります。

古いサイトデザインを見たとき、ユーザーは「アナログな仕事の仕方や考え方、古い体質というイメージ」を持ちますが、リニューアルすることで体外的にいいイメージを与えることができます。

この記事を読むことで、リニューアルの必要性やメリットを理解できますので、最後まで読んでください!

コーポレートの目的を理解する

そもそもコーポレートサイトはなんのためにあるのか、をきちんと理解するところから始めましょう。

とツイートしたのですが、コラムもトピックスもお知らせもいわゆる日記やブログの場ではない、という事です。

コーポレートサイトは、「企業のサイト」です。

いくら社長といえども、書く場所を間違うと一気にサイトバランスや見栄えが変わります。

社内向けサイトではない

先ほども書いていますが、社内向けや身内向けサイトではありません。

一般的にコーポレートサイトを見るユーザーというのは

  • 会社に興味がある学生
  • 取引先
  • 依頼先を探しているお客様
  • 地元を調べているユーザー
  • 同業者

がほとんどです。

そのため社内に向けた発信が多いと離脱率があがるだけでなく、コーポレートサイトへアクセスしてきたユーザーが取り残された感を感じコンテンツをしっかり見てくれなくなります。

自分事じゃない内容ばかりであればそうなってしまいますよね。

社内向けに発信したい

サブドメインなどで別にサイトを設ける、又は完全別カテゴリーするなど、できるだけ独立したコンテンツにするといいでしょう。

取引先への報告、宣伝をする

今行っているプロジェクトが完了した、新しく実績ができた。

そういった内容を記載することで取引先への信用や会社レベルをアピールすることができます。

また新しい商品やサービスをリリースした際も同様にアピールできます。

そのためにしっかりと構成やデザインを【社外に向けた】ものにしましょう。

社長と会社の理念や思いを発信

【会社とは社長の思いや理念が詰まったもの】だと考えています。

働き手や相手企業はサービスやプロダクトだけでなく、【思いや理念】に惹かれてきます。

それを多くの方、企業に発信するためにコーポレートサイトが存在しているといっても過言ではないと考えています。

リニューアルするために構成を理解する

コーポレートサイトの目的を理解したところで、次はサイトの構成を把握していきましょう。

デザインを変える上でどういった項目や内容があるか、必要かを知っておかないと、出来上がったときに全体的なデザインがバラバラになってしまいます。

どういう項目があるかを理解し、自社イメージにあった色調、使う素材を選定していきましょう。

基本的なコーポレートサイトの構成

大体の構成は以下の通りです。

最低限は以下の項目についてページを作成して記載していきましょう。

他に記載したい内容があれば、どのジャンルに属するのか、どれにも属さないのかを整理して載せるのがベストです。

会社概要

ここでは主に

  • 会社名
  • 住所
  • 設立年月日
  • 資本金
  • 事業内容
  • 従業員数
  • 取引先
  • 社歴

を記載しましょう。

ここのページで社長メッセージや理念も一緒に記載しているケースもあります。

「どんな感謝なんだろう」を伝えるページですのでトップページと同じく気合入れて自社イメージを反映させましょう。

事業やサービス内容

事業内容やサービス内容は専門的になればなるほど難しい言葉、用語が多くなりがちです。

アクセスしてきたユーザーは他業界または全く関係ない人という事の方が多くなるので、画像や写真をうまく使いましょう。

文章で伝える部分はできるだけ短くし、パッと読んでイメージできるワード選びをするとより訴求力があがります。

コラム、トピックス

自社に関する最新情報や業界に関する情報を記事にして書くコーナーになります。

記事の書き方については別記事にて掘り下げていきたいと思います。

ここの主役は自社のアピールや宣伝ではなく「情報をまとめた記事」です。

デザインは統一感を持たせながらも素材やイラストはほぼ無しに、記事の配置、魅せ方を考えるのがポイントです。

お知らせ

サイトによってはニュースリリースと表示している場合もあります。

ここは特別にページを設けるというよりかは、トップに軽く記載するくらいでいいです。

デザインも特にこだわる必要はありませんが、文字が見やすい、読みやすいを意識したデザインにしましょう。

採用情報

自社サイト経由で求人を受け付けたい場合、ここが一番力を入れましょう。

ただの求人情報だけでは簡単に問い合わせをしてくれません。

  • 動的なページにして魅せる
  • 従業員の声を載せて自社はどういう会社かを伝える
  • 入社出来たら何がどうなるかをコピーライティングする

少しスキルが必要かもしれませんが、ここは外注発注してでも作りこんでください。

ただ採用情報というページがあり、給与や求めるスキルを載せて終わっている会社さんが多いですが、ここでしっかり差別化を行い、ワクワクする訴求ができればCTAは一気に伸びます。

エージェント会社や求人媒体へ高いお金を払い続けることを考えると、ここにお金をかけてもいいと考えています。

WEBサイトリニューアルを一式他社へ発注する場合は、求人情報のページへ注力してほしいと事前に伝えておくとスムーズに進みます。

お問い合わせ

サービスや商品に関する問い合わせや、相談、募集などの問い合わせを受け付けるページになります。

このページはシンプルに入力欄だけの表示で問題ないです。

IR・株主向け情報

上場している企業は株主向けに情報を公開するページを作りましょう。

ここではIR最新情報や決算、経営方針、財務といった株価に直接かかわる情報を記載します。

各SNSアカウントの記載

WEBサイトは不特定多数が求めている情報を探してやってくる場所。

そこに企業アカウントや社長アカウントを記載することでフォロワーになってくれる可能性があります。

SNSにはWEBサイトにない強みやメリットがあります。

お互いの強みを生かして相乗効果を狙いましょう。

コーポレートサイトを新しくする5つのメリット

自社のコーポレートサイトを新しくすることで、得られるのは求人の問い合わせや案件の問い合わせといったメリットだけではありません。

もし会社の上司や社長が

「なんで新しくしないといけないんだ」

「そこにお金かけるのは勿体ない」

「やって意味があるとは思えない」

なんて言っていたら下記のメリットを【しっかり伝えて】ください。

あなたの上司や社長はWEBサイトをしっかり理解していない、ただのホームページだろとしか思っていないだけです。

次世代の若手をワクワクさせることができる

これは私自身が若い時に感じたのですが、若い企業のホームページと在籍していた会社のホームページを見比べてみたとき、デザインには雲泥の差がありました。

在籍していた会社サイトは、いかにも歴が長くてアナログなんだろうな、と伝わってくるようなデザイン。

それに引き換え新しい会社のコーポレートサイトはデザインは新しく、理念やメッセージ、魅せ方が凄く斬新で、素直に

「こんな会社で働きたい!」

と思いました。

若手不足で悩んでいる企業さんは本気でリニューアルを考えてください。

若い人たち程心がワクワクする仕事や会社で働きたいと思っていますよ。

先を見据えた企業に見える

新しいサービスやシステムを導入している会社ほどWEBサイトにも力を入れている印象を受けます。

逆を言えば【WEBサイトに力を入れていない企業は新しいことにアクティブではない】ということです。

新しいことにアクティブなことは先を見据えて事業展開を行っている証拠。

デザインをリニューアルすることでマイナスからプラスのイメージにひっくり返すことができ、しっかり先を見据えている企業と思ってもらうことができます。

従業員のモチベーションアップにつながる

自分の会社のホームページが刷新され、見た人が「おお!」っと思うようなものになっていたらあなたはどうですか?

やはり自分が属している会社や組織のホームページがオシャレになっていたり、格好よくなるだけでモチベーションはあがります。

それで従業員がやる気を出し、仕事の効率や質があがるのであれば会社としてはかなりプラスです。

会社のアクティブさがを伝えることができる

たまに会社名で調べて出てきたコーポレートサイトを開くと、【今もやっている会社か】と思うようなWEBサイトがあります。

折角検索してアクセスしてきても、今もやっている会社か、この商品やサービスはまだ受け付けてもらえるのか分からなければ意味がありません。

リニューアルすることで「ちゃんと稼働している企業」というアピールが可能です。

上記補足で、お知らせ程度の更新も行うと尚良いです。

おしゃれにすることで女性にアピールすることが可能

働きやすさを考える上で女性の感性や考え、思いを反映させる必要があります。

またそれだけではなく、生物学的にも脳の構造が男女違うため、仕事での得手不得手が男女で違う傾向にあります。

会社さんによっては、男性の求人よりも女性の求人の方が多く出しているところもあったりするくらいです。

WEBサイトのデザインを新しくし、おしゃれにすることで女性があなたの会社へ問い合わせする動機付けができます。

もし今女性の従業員が不足している、もっと女性の働き手が欲しいと考えているのであれば、リニューアルしデザインを新しくすることで解決する可能性が高いです。

コーポレートサイトのデザインはどのように考えるべきか

サイトデザインを行う上で【どこから考えるといいのか】というのがあります。

ただ自由にオシャレ、格好よくすればいいのではありません。

パソコン表示とスマホ表示(レスポンシブ)の機能的な制限、見やすさ等色々と気にしないといけないところがあります。

今まであなたが見てきたWEBサイトの表現は可能ですが、逆に言えば見たことがない表現はできない可能性があるのです。

デザインリニューアルのためには、依頼(デザインを新しくする会社)側でも下記の考え方をできるようになる必要があるので、読んでくださいね!

制作側の技術から考える

自社でデザインをリニューアルする場合、表現の幅が担当者の技術に大きく左右されます。

WIXやJIMDOといったノーコーディングを売りにしているサイト制作プラットフォームを活用する場合は、ある程度この問題も緩和されるかもしれませんが、会社が求めている成果は望めません。

そうなるとワードプレスを使うと思いますが、自由な表現をしようとするとプログラミング言語の知識が必要になってきます。

制作担当者の技術がどこまであるかしっかり確認していきましょう。

デザインカンプベースで考える

ウェブデザインを決めていく過程の中でデザインカンプを制作します。

ワードプレスのテーマベースでカンプ制作をする場合もあれば、ゼロベースで制作してその通りに再現する制作パターンもあります。

両方ともカンプベースで方向性や仕上がりイメージを決めていくので、制作会社(社内担当者)としっかり考えてWEBサイト制作に進むと納得のいくものが出来上がります。

デザインカンプって?

デザインカンプとは、どこにどういう画像を配置して、どういう文章を記載し、文字の太さやデザインを記載した設計図のようなものです。
出来上がる前にほぼ100%な仕上がりが見れるため、手戻りを減らすことができ、改善点も事前にチェックすることができます。

デザインのトレンドに合わせて刷新する

制作する側に技術がある前提ですが、今主流になっているデザインを参考にして刷新するというのも重要な考え方の一つです。

決裁者主観、自社主観でデザインを考えたとき、自己満足な仕上がりになりがち。

また第三者が見たとき「なんかちょっと違う、惜しい。。。」となってしまうこともあるため、トレンドに合わせたWEBデザインに沿って考えるのも非常に大事です。

海外対象にした事業展開をしている場合、日本と海外のWEBデザインは思想から全く異なるため、要注意です。

社歴が長い企業ほどコーポレートサイトに力をいれるべき

WEB、SNSが急速に発達し今ではVRやメタバースといったバーチャル、仮想空間にまで発展しています。

そんな中でコーポレートサイトが古いままアップデートされていないという事は、時代に取り残されているということ。

今は業績的に問題ないかもしれませんが、今後どうなるかわかりません。

そのことを踏まえ、まずはコーポレートサイトにもっと力を入れてアピールしていくといいでしょう。