周りがやってるので自分もSNSを始めようかと思っても、
「どのSNSがいいのだろうか」
「TwitterとInstagramって大きく何が違うのかイマイチ…」
と思っている方は多いです。
Instagramの感覚でTwitterを始めてみたら思っていたのと違ったり、逆も然り。
アイコンやヘッダー画像、プロフィール気合入れて作っても自分に合わなかったら次第に使わなくなってしまい、
「SNSは私には無理」
「やってみようと思ったけど難しい」
と苦手意識を持ってしまいます。
それは非常に勿体ない。
そこで本記事下記についてわかりやすく解説します。
一度やってみたけど辞めた人、イマイチ機能を理解できていない人、これから始めたい人は最後まで読んでください。
(もちろん既に使っている人もご参考に!)
- メジャーなSNSの違い
- SNSの共通している機能
- SNSを始めるにあたり必要なもの
SNSとは何か?
SNSとはSocial Networking Service(ソーシャルネットワークサービス)の略称です。
Socialとは社会の、社交を意味し、そのまま訳すとでネット社会サービスとなります。
TwitterやInstagram、Facebookには数千万のアカウント(人)がいます。
プラットフォーム内で様々コミュニティやサービス、やりとりが行われているため【社会】と見立ててSNSと呼ぶようになりました。
難しく書きましたが、シンプルに沢山人が居て、多くの人の考えや思いに触れ、時にはコミュニケーションを取れるアプリと理解しておけばいいでしょう。
国内の三大メジャーSNS
日本国内だけでも数多くSNSは存在しています。
今回はその中でも健全かつメジャーなTwitter、Instagram、Facebookの3つの特徴について書いていきます。
既にSNSを使っている方でも意外と違いや特徴を理解せずに使っている印象です。
違いを理解して楽しく、効果的に使っていきましょう!
拡散力があるTwitter
Twitterは他のSNSにないリツイート(RT)という機能があり、その機能のおかげで爆発的に情報を拡散させる力があります。
また、リツイートのほかにいいねという機能があり、いいねもRTと同じくフォロワーのタイムラインに表示されます。
自分がツイートに誰かがいいねまたはRTをすれば広がっていくため、何かを広めたい方や広報、共通の趣味や考え等を持っている人と繋がりたい方に向いていると言えます。
最近はTwitter上でビジネスのマッチングが生まれたり、人事の採用なども行われているので、ビジネスや企業の事業に絡めるツールとしても相性が良いです。
ユーザー層としては男女18歳~50歳が多いです。
機能的には似通っていますが、厳密に言えば以下の点で異なっています。
いいねはユーザーの共感や好感を反映しています。
リツイートは善し悪し関係なく、見た人が誰かにも伝えたい、広まってほしいと思ったときに起こすアクションです。
視覚的に訴求できるInstagram
Instagramは写真や画像をメインとして投稿するSNSです。
投稿する際、「この写真は○○に行ったときに食べた○○です。~~~」とコメントを付けて投稿することができますが、Twitterとは違いタイムラインには写真、画像だけ(他も見えますが小さすぎ)が表示されます。
そのため日常のワンショットやオシャレな服、思い出、イラストといった写真や画像の投稿での訴求力が抜群にあります。
個人向け事業やビジネス(飲食店や物がある販売サービス)と相性が良く、最近バズっている商品はInstagram発信が多かったりします。
ちなみにブログやTwitterとは違い【文章で訴求することは難しい】SNSアプリです。
文字やフレーズを入れた画像を作成して投稿しているアカウントもありますが、あまり受けは良くありません。
インスタグラマーと言われる方々が増えていますが、そういった方のアカウントを見ると、
- キレイ、カワイイ
- 料理や商品
- 思い出や日常のワンショット
- 共感を得るような写真、画像
に関する投稿が多いという共通点があります。
そのためファーストビューで文字やフレーズがあるものはあまり興味がなく、見て貰いにくい傾向にあります。
Instagramユーザーは
「みんなどういうもの着ている(履いている)んだろう」
「オシャレな髪型ないかなー」
「美味しいお店やオシャレなお店は周りにないかな」
などを探していることが多いため、文字や文章で訴求したいのであればInstagramはあまり向いていません。
TwitterかFacebookをお勧めします。
ユーザー層としては30代以下が多く、アクティブユーザーとしては女性が多い傾向です。
繋がりが生まれるFacebook
SNSの老舗と言ってもいいのがFacebook。
実はInstagramの運営もFacebook(現Meta)社です。
原則実名でのアカウント作成で匿名性が薄く、かなり個人的かつ自分らしさがそのまま反映されるという特徴があります。
そのためユーザー同士で信頼、信用が生まれやすく、Facebookの機能を利用してコミュニティも形成されています。
信頼信用というところで、県議会議員や市議会議員がFacebookアカウントを作りアクティブに情報を発信してることも多いです。
(TwitterやInstagramはアカウントが存在していても更新頻度は低め)
Facebookは歴史が長い分非常に様々な機能、使い方があるためとっつきにくいイメージを持たれやすいですが、シンプルに【自分の日常を投稿する】ということがメインの使い方。
あまり気にせずライトな感じで使ってみるといいでしょう。
ユーザー層としては男女40代~が非常に多い傾向にあります。
またTwitterやInstagramとは違い意外な著名人や社長がいらっしゃったりします。
SNSに共通してある機能
SNSは【繋がりと共感】にフォーカスしたアプリ。
なのでそれに関連する仕組みや機能が多くあります。
ここではどのSNSにも共通してある機能についてまとめていきたいと思います。
これは【いいね】
他の人の投稿を見たときに、「これは素晴らしいいい投稿だ!」、「わかるわかる!」といった共感したときに起こすアクションです。
大体どのSNSアプリでも投稿にハートマークがあり、そこをタップ(クリック)することで投稿主に「あなたの投稿いいね!」と伝えることが可能。
いいね数が多い投稿=多くの人が共感している、ということ。
気軽に「これはいいね!」と思ったらハートマークをタップしていきましょう。
【コメント】で思いや考えを
他の人の投稿に対して共感の思いや考えをコメントという形で反応することができます。
悲しみ投稿であれば寄り添った言葉などを、落ち込んでいる投稿であれば励ましや共感の言葉をコメントとして送ったりしています。
他には応援のコメントを送ったり、アドバイスや助言系のコメントを送ったりしている方もいます。
基本的にこの場合はこれ!っていうルールは何もないので、本当に自由にやってください(笑)!
あなたを【フォロー】してます
気になるアカウント、好きなタレントや俳優のアカウント、テレビ番組のアカウント。
そういった自分が気になるアカウントをフォローすることで、フォローしているアカウントが発信したとき自分のタイムラインに流れてきます。
そのためタイムリーに気になっているアカウントの発信を見る、知ることができるというメリットがあります。
ただ大体の人は
- 好きだからフォローしたよ!
- 応援してるよ!
- みんなフォローしてるし自分もする
といった感じでしていますので、シンプルに【気になる、好き】基準でしちゃいましょう!
届けDM(ダイレクトメッセージ)
アプリや設定にもよりますが、1対1でやりとりすることができます。
その内容は他の人に見られることはないので、仲良くなった方とDMでやりとりをしたり、ビジネス的なやり取りをするに向いていると言えます。
ただし要注意しないといけないのが、DM機能を悪用しているアカウントも存在しています。
DMが来ると嬉しいと思いますが、知らないアカウントからのDMは焦らず冷静に。
みんなでグルチャ
先ほどのDM機能に追加されたもの。
良くコメントをくれる方や共通のコミュニティに入っているメンバーでグループを作成してみんなでメッセージのやり取りをすることができます。
イメージとしてはLINEのグループLINEですね。
今の若い世代はLINEではなくSNSでメッセージをやり取りしていると言われますが、背景にはDMの利便性の高さがあります。
InstagramやFacebookは通話、ビデオ通話まで出来てしまいます。
皆知ってね#(ハッシュタグ)
投稿に関連するハッシュタグを付けることで、ユーザーが検索したとき【ハッシュタグが付いた投稿だけ結果表示される】という特徴を持ちます。
またイベントやキャンペーンなどの際に
- #仙台イベント
- #仙台花火
- #宮城観光
といったものを投稿につけてSNS上で一体感を作り出すことができます。
テレビ番組とかでも生放送中にTwitterでこの機能を利用した企画をやっていたりします。
SNSは完全無料で使える
今回ご紹介した3大SNSは一般ユーザーは完全無料で使用可能です。
ソーシャルゲームとは違い一部課金があるということもないので安心して使っていただけます。
SNSで必要なのはスマホだけ
スマホを使っている方は電話番号、メールアドレスを持っています。
SNSでアカウントを作るときは、メールアドレスと電話番号(なくてもいい場合もあります)があれば思い立った瞬間使うことができます。
使ってみようかなと悩んでいるよりは、とりあえずアカウントだけ作り眺めてみることから始めてみるといいでしょう。
最初は戸惑いや抵抗感があるかもしれませんが、眺めていくうちに慣れていき自然と発信できるようになると思いますよ!
それぞれの特色を理解して楽しく!
SNSは似ているようでユーザー層や発信スタイルといったところで若干違います。
- Twitterは拡散力があり男女ともにユーザーが多い
- Instagramは写真や画像で訴求し、アクティブユーザーは女性が多い
- Facebookは日記みたいに使え、匿名性が薄いので信用信頼が作れる
写真を撮るのが好きであればInstagramを使えばいいですし、思った瞬間の感想や考えを発信したいのであればTwitter。
信用信頼の元に発信をして繋がりを感じたいのであればFacebook。
自分の趣味や好きなこと、ライフスタイルに合ったものから選ぶでもいいですし、単純に面白そうという興味から決めてもいいと思います。
本記事がSNSを始めてみるキッカケになれればと思います!